2021.10.08
お知らせ
和歌山県内初 行政による空き家の強制撤去が行われました。
田辺市は今日、倒壊の危険性がある特定空き家に対し、行政代執行による解体撤去工事を行いました。
解体撤去工事が行われたのは、田辺市今福町銀座通り沿いにある建物で、田辺市内に住む89歳の男性が所有していますが、平成28年10月頃から空き家になっています。
今回、解体撤去されるのは、およそ385平方メートルの敷地にある、倉庫と店舗兼住居6棟のうちの4棟です。
建物はかなり老朽化していて、平成30年の台風により1棟が倒壊し、トタンの塀が隣接する建物に倒れました。
田辺市はこれまで、倒壊建物の撤去などを要請しましたが、所有者が応じなかったため、去年6月に特定空き家に認定していました。
解体撤去費用は561万円で、費用は所有者に請求し、応じない場合は土地を差し押さえます。
なお、所有者が判明している行政代執行は県内では初めてです。
引用元:テレビ和歌山
https://www.tv-wakayama.co.jp/news/detail.php?id=65949